クライアントからの嬉しい言葉

一昨日、助手席にクライアントを乗せ、行政書士の事務所に向かっている時のことでした。

「勝裕さん、もうすぐ1年ですね。引き続きサポートお願いしますね!」

コンサルティング契約を受任して1年になるのを前に、顧問契約の更新をさせていただきました。
嬉しかったと同時に身の引き締まる思いがしました。

このクライアントさんの経緯を少し。
以前にサポートしたクライアントさんからのご紹介で僕とのご縁をいただきました。

「最近、父の体力や判断力が落ちてきたんだけど、このまま何もせずに父が死んでしまったら、相続税や財産の分割で大変になることが想像つく。今からできる準備をしておきたいんやけど、誰に何を相談していいのか分からなくて・・・」

がスタートでした。
ご家族皆さんが集まったところで丁寧にヒアリング。
・家族構成
・財産状況(プラスとマイナス)
・健康状態
・今気になっていること
・ご家族の関係性
・誰が親のお世話をしているか  ・・・etc

クライアントが気づいていない所に問題点が潜んでいることも多いのが相続です。
ご家族皆さんが同じ気持ちとも限りません。できるだけおひとりおひとりに話をうかがうように気を配りました。

なるほど様々な問題が複雑に絡み合っており、相続コンサルタント目線で見て一筋縄ではいかなそう。

僕はすぐに、税理士、行政書士、不動産屋さんと連携をし、サポートを開始。サポートが進む中で、司法書士、土地家屋調査士にも入っていただき、少しずつ展開。

財産管理、任意後見、農地転用、土地の測量、合筆、分筆・・・

僕が問題点を洗い出し、交通整理をして、しかるべき専門家と連携する。クライアントにも動いていただきながら一歩ずつだけど着実に前進している。

車内でのクライアントの言葉が耳に残っています。
「ふ~。少しずつ先が見えてきた感じです。勝裕さんのおかげです。」
厚い雲の隙間から太陽の光が顔をのぞかせる。そんなところまで進んできました。

サポート開始から1年。まだまだ道半ば。
これからも、僕が全幅の信頼をおく専門家の方々の強力なサポートを得ながら、クライアントにより大きな「安心」を感じていただけるよう向き合っていきます。

 

 

 

この記事を書いた人

勝裕彰

富山の相続シーンが、より温かいものになりますよう、
相続コンサルタントとして、えがお相続のサポート役を担っていきます。