「事業承継」に求められる相続コンサルタントの2つの役割

勝裕 彰
勝裕 彰
初めまして。

合同会社えがお相続サポート代表の 勝裕 彰(かつひろ あきら)です。

事業承継とは「社長家の相続」です

実はこの「社長家の相続」にこそ、相続コンサルタントの果たすべき役割が大きいのです。

分かりやすい事例をひとつ。

社長がお亡くなりになりました。
相続人は2人。長男と次男。

長男が会社を継ぎます。

故社長名義の財産が

●現預金5000万円
●自社株1億円

だったとします。

社長が遺した遺言書の通り

自社株1億円を会社を継ぐ長男に相続させ、現預金5000万円を次男が相続すると・・・

どうでしょうか。
平等な相続にはならないですよね。

さらには、

会社の経営をおびやかすような事が起きた場合に備え、現預金もある程度長男に相続させておきたい

とか

会社社屋の建っている社長名義の土地も長男に相続させたい

となると、
相続分の差がさらに広がります。

会社を継ぐ相続人の相続分が、会社を継がない相続人の相続分より圧倒的に大きくなる可能性があるのです。

事業承継に潜む「争族」のリスク

この対策をしないまま、相続が発生すると・・・

どんなことが想定されるでしょう。。。

もし、次男家において
子供たちの教育資金のピークを迎えている
体調不安がある
勤務先の経営難による収入減少

などがあったりすると

いわゆる「争族」の危険性が高まってきます。

円満な事業承継のために必要なこと

こうならないために大切なことはズバリ2点。

●会社を継がない相続人への配慮

●生前に家族間で将来のことを話し合う場を作る

ここが円満な相続のためには必須となります。

このサポートをできるのが、我々相続コンサルタントです。

えがお相続サポートでは、事業承継が円滑に進むためのサポートもさせていただいております。

まずはお気軽にご連絡くださいね。

この記事を書いた人

勝裕彰

富山の相続シーンが、より温かいものになりますよう、
相続コンサルタントとして、えがお相続のサポート役を担っていきます。