ふるさと

今日Amazonミュージックを聴いていて、

たまたま父の日ソングスでEXILE ATSUSHIが歌う童謡「ふるさと」が流れてきた。

ふと、仕事の手を止め目を閉じた。

もう2年前になる。

僕の両親、父方の伯父叔母と僕の7人で氷見の民宿に泊まったことを思い出した。

6人の平均年齢は今や80歳に届こうかというところだろう。

みな能登の出身だが、今は、両親は金沢、伯父叔母は東京に住んでいる。

新幹線で北陸へ旅行したい。

だけど時間的、体力的にも能登までは行けない。

そんな皆さんにふるさとを感じさせてあげることはできないだろうか。

旅行1週間前に思い立ち、

両親、伯父叔母が生まれ育った輪島、富来、羽咋へ。

生活していた家、町、廃校になった小学校、海、川を写真に撮り、スライドで流した。

僕がギターで弾き語りをする「ふるさと」に乗せて。

みんな涙腺をウルウルさせながら合唱した。

その時思った。その土地を離れている時間の長さに比例して、想う気持ちは大きくなるということを。

昨年、勝裕家の家系図の作成に着手した。

先月末ようやく完成。

親より四代上、江戸時代末期まで遡ることができた。

僕の両親が子供だった頃・・・

祖父が子供だった頃・・・

曾祖父が子供だった頃・・・

家系図を眺めていて、見たことあるわけないのに当時の情景が目に浮かぶのはなぜだろう。

相続のサポートを自分の役割に選んだからか、

それとも40代後半に突入した年のせいか。

ここ数年、両親との関係がとても良いと感じてる。

それはお互いを想う心、そして言葉で感謝の気持ちを伝えることができているからなんだと思う。

家系図を作ってみて、あらためて両親、そしてご先祖様に感謝の気持ちがあふれでてくる。

これから縁あって出逢ったお客様にも、この気持ちを伝えていこう。

それが僕の使命だと思うから。

あなたの「ふるさと」はどんな風景ですか?

この記事を書いた人

勝裕彰

富山の相続シーンが、より温かいものになりますよう、
相続コンサルタントとして、えがお相続のサポート役を担っていきます。