合同会社えがお相続サポート代表の 勝裕 彰(かつひろ あきら)です。
お盆に届いた一本のライン
昨日の午後、懐かしい方からLINEが届きました。
「勝裕さん、お久しぶりです。以前、父の相続対策のサポートをしてもらったAです。実は、知り合いに遺言書を書くことを検討している人がいて。勝裕さん、話を聞いてあげてもらうことできますか?」
このAさん、僕が相続コンサルタントとして初めて受任したクライアントさんでした。
Aさんとの出逢いは、今から遡ること5年前・・・
今から5年前、ある町内の集まりで「えがお相続」のお話をさせてもらった時、お世話役をしてくださっていたのがAさんでした。
後日、我が家の相続について相談したいと連絡があり、サポートすることになりました。
初めての「家族会議の進行」という大役、緊張しながら務めました。
重苦しい空気の中、始まった家族会議・・・
勝裕の司会進行により、一人ずつ思っていることを話してもらいました。
家族の間で疑心暗鬼になっていたことが、話し合うことで誤解だったことが分かり・・・
場の空気がみるみる温かいものに変わっていきました。
後日Aさんがかけてくれた言葉、今でも覚えています。
「勝裕さんのサポートがなかったら、父が死ぬ前にこのテーマで話すことは絶対になかった。もしかしたら、それでも将来揉めなかったかもしれないけど、ずっと兄弟が疑いながら付き合っていくことになってたと思う。父が元気な内に、父を含め家族全員で話ができたこと。そして家族が以前のような関係に戻れたことは、勝裕さんのおかげです」
相続コンサルタント冥利に尽きる言葉でした。
当時は初めてのサポートで無我夢中。
果たしてこれでよかったのか、分からなかったのが正直なところでした。
あれから5年の時が流れ・・・
あれから5年。
Aさんの大切なお友達が相続に向けた事前準備で困った時、また僕に連絡をくださった。
5年の時間が経過してなお、Aさんの頭に僕の顔が思い浮かんだようでして。
「あの時のサポート、今でも本当に感謝してるよ!ありがとう」
今なお、そう感じてもらえているようで嬉しかったです。
目の前のクライアントさんに誠実に向き合おう
今回のことは、目の前のクライアントさんに誠実に向き合うことの大切さを教えてくれました。
家族の数だけ、人生の数だけ、相続がある。
相続が争族にならないように。富山県には僕を必要としている人がまだまだたくさんいる。
いつしか出逢うその日のために、目の前をサポートを誠実に、そしてコツコツ情報発信していこう。
そう感じた出来事でした。