合同会社えがお相続サポート代表の 勝裕 彰(かつひろ あきら)です。
何から手をつけていいのか分からないのが相続問題
以前にサポートさせていただいた方からのご紹介で出逢った顧問契約2年目のクライアント様。
ようやく公正証書遺言を作成するところまで漕ぎ着けました。
初めて相談を受けた時は、
・相続税がいくらかかるのか、そして子供たちが払えるのか
・遺言書のこと
・認知症になった時のこと
ほかにも色々と懸念されることがあり・・・
問題山積でどこから手をつけてよいか分からない状態でした。
今まで家族だけで話をしても具体的に動けなかった。理由は、それが正解かどうか、そして進め方が分からなかったから。
まずは家族会議の開催
サポート開始後、まず行ったのは家族会議。
その際、家族の皆さんが話しやすいよう、勝裕がレジュメを作り司会進行を務めました。
家族会議でお父様のお気持ちを聞き、そしてご家族の緩やかな合意が取れた上で、私が作ったロードマップに沿ってサポートを進めました。
専門家との連携
そして、税理士、行政書士、土地家屋調査士のサポートにより、問題ひとつずつクリアしてきました。
相続税額試算
財産管理委任契約
任意後見契約
農地転用
土地の合筆・分筆
この際、クライアント樣がそれぞれの専門家にゼロから話す必要はありません。
専門家との連携、そして説明は全て勝裕が行います。
この点についても、クライアント様から「安心してお願いできます」と仰っていただいています。
ようやく今から公正証書遺言作成です。
遺言書作成時の相続コンサルタントの役割
遺言書作成時においては、法律的な部分は行政書士に任せ、僕は遺言書の「付言事項」で遺言者のお気持ちの部分を書き残すサポートをします。
付言事項では、お父様に子供たちに送る最後のメッセージを書いていただきます。
将来、遺言書を読んだ子供たちが、温かい気持ちになれるよう、そしてその後の人生をより心豊かに暮らせますようにと願いを込めて。
初回面談の時、あたり一面を覆っていた霧がようやく晴れてきた感じです。
相続は人生最後の仕事
これも、お父様が自身の将来のことを決して他人事ではなく自分ごと、
と言うより家族全体のこととして、前向きに向き合ってくれているからです。
元気な内しかできないのが相続対策
自分がいなくなった時、家族に何を残すのか・・・大切ですね。
さあ、もうひと踏ん張りです。